前身の前身となるのが「共和出版」という雑誌社で1970年代後半から1980年代にかけて「SMハント」という雑誌を中心に販売していました。
「SMハント」は、「田口ゆかり」を始め浣腸SMを中心とした作品となっていて、引き継がれながら1983年まで販売後に廃刊となっています。
他に「藤尾志乃」と言う当時のSM女優の作品もデータが欠落した状態で見られますが、それ以上はもう私にも判りません。
その「共和出版」がどうなったかは不明ですが、1977年にSM部門を引き継ぐ形で「大共社」が設立され、翌年に入社したのが「志摩紫光」です。当時は雑誌の担当をしていたようです。
その後もドタバタしていたようで、今度はSM雑誌部門を受け持つ形で別働隊「大共出版」が1982年に設立され、そこからAV制作も始まったようです。しかしあっという間に倒産してしまうのです。
AV制作を始めた翌年1983年に倒産となっているので、1982年後半から1983年の短い期間に制作された非常に少ない本数AVが「大共出版」「大共ビデオ」という形で残されているのみなのです。
そんな事もあってビデオとも語る人は皆無で切れ端しか判りません。しかし雑誌「SMハント」は浣腸SMの先駆者とも言われているので、ここから日本の浣腸SMが始まったと言えるものです。
そんな「SMハント」を含めたSM系のエロ本の多くが、店頭ではビニールに包まれた状態、他にはエロ本の自販機で販売されていた事で、通称「ビニ本」と呼ばれるようになります。
こうした方法で販売をしていたので、きちんとした流通に乗る書籍ではなく、三和出版のように現在まで作品リストを残せる状態でもなく、歴史の奥深くに埋もれてしまったのです。
映像が残っているので時代が続いているように見えますが、1980年代は40年前です。先の戦争の始まりからバブル経済の始まりまでが40年ですから、その時間の長さ考えるとちょっと衝撃を感じます。
なのでもはや遺跡発掘のようになっていますが、その当時に制作されたAV作品4作を今回紹介します。「浣腸SMの先駆者」とも言われる「SMハント」の流れを持つAVとはどんなものだったのでしょう。
新しい作品の良さもありますが、たまには立ち止まって歴史を振り返り、当時の面影を感じて見るのもAVの楽しみ方の醍醐味のひとつです。
なぜ、この当時から浣腸に惹かれてしまう方がいたのか? そして今も惹かれる方がいるのか? そこには変わらぬ興奮がある事を感じて頂けたら幸いです。
当時の風俗嬢がホテルに訪れる感じのSMドラマとなっていて、現在だとデリヘル、この当時だとホテトルと呼ばれる女の子の雰囲気がします。 最初はイチャイチャとSEXしてますが、中盤から緊縛、おしっこ、その後で浣腸脱糞となります。編集がかなり荒っぽく、後半のエネマシリンジ浣腸では噴出無く終了します。 その前にシリンダー浣腸脱糞があるのですが、画質が悪いのとモザイクの大きさと引き絵が合わさって、なんとかかんとか脱糞してるのが分かる状態です。 彼女のメイクも浣腸シーンではあまりに濃く、同じ女の子じゃないような気もするくらいに雰囲気が違っていますが、本気で浣腸を嫌がってジタバタしています。 ところどころ画面がスクロールしてしまいますが、傷ついたVHSテープ特有のもので、こうなると直すことは出来ないのです。なんとか動画として生き残った作品です。 |
紹介する5作品中一番可愛らしい女の子が出演する作品です。サーファーカットにピンクの服、網タイツと当時の可愛らしさを感じさせます。 タバコ、お酒、イチャイチャしながら脱がされ現れる乳房、肌が小麦色で日焼け後が見られるのは日焼けこそ健康的で可愛いとされたこの当時だけに見られるものです。 小ぶりのおっぱいに小柄で引き締まった健康的な体は緊縛もエロく、ちょっとロリっぽさを感じさせます。そんな彼女におしっこさせるのですが、モザイクと画質の悪さで見えないのが残念です。 逆さ吊りのハードな責めを挟んで、今度は抱えられてバスルームでのおしっこ、その流れのまま浣腸までさせるのです。しかも浣腸に使われるのはグリセリン、注入されれば激しい腹痛便意に襲われます。 お腹の中で荒れ狂う苦しさに耐える彼女に追い打ちの追加注入、アナルを押さえて限界まで我慢させてから、恥ずかしいたち緊縛で脱糞させます。必死に排泄を懇願するのがエロくて可愛らしいのです。 |
今作に出演する女の子は髪型こそ80年代初頭ですが、服装やメイクは70年代を感じさせるものとなっています。なので顔だけ見ると年齢感が高く感じてしまいます。 それと裏腹にスタイルは良く、今回紹介する中で一番と言って良いでしょう。雰囲気から感じ取るのは、紹介する中で初期の作品だろうと言う事です。 彼女はワイングラスの中に脱糞するのですが、浣腸されているであろう姿はありません。小型のアナルバイブ責めからいきなり脱糞のシーンとなります。 他の作品より大量の脱糞、脂汗が吹き出る顔など見どころがあるだけに、なぜ浣腸シーンが収録されていないのかという思いはあり、そこが残念なのです。 今作の見どころはそれでもやっぱり脱糞シーンですが、フェラで驚くほどあっという間に射精する男優の早漏ぷりにも驚きです。そんな当時のリアルを映し出してるとも言える作品です。 |
今作はNO,5という表記があり、おそらく5作品目なのだろう。全作に出演している男優もこの時は変な仮面を付けていますが「志摩紫光」では無いと思います。 出演する彼女の下着やメイクは80年代の「シミーズ」というやつです。現在の可愛さと違ってシンプルすぎるので、いまいちエロさは感じません。 年齢は20代後半くらいのお姉さんで、スタイルはいいです。木枠を使って両手を吊るす緊縛は荒削りながら手間がかかっていて、最初から最後までSMプレイが見られます。 今作ではぶっかけ飲尿の後バスルームで後ろ手緊縛され浣腸されます。注入されアナルを押さえるとすごく苦しそうに我慢するので、注入されているのはおそらくグリセリンです。 そして我慢できなくなるまで堪えての脱糞噴出。本気で出したくない、演技じゃない羞恥があるので非常に興奮する瞬間になっています。作品としての出来はこちらが一番だと思います。 |
パリから来た女性ということでフランス人だと思われる女の子が、日本のSM浣腸調教を受けるという、現在でも珍しい内容となっています。 80年代はまだまだ世界は遠く、ヨーロッパはあこがれの場所、その筆頭となるのがフランス・パリだったのです。北欧とかも強いあこがれを持つ人が多かったです。 そんなあこがれでしか無い白人女性にSM調教して浣腸脱糞までさせてしまうのは、強い強い興奮を覚える方も多かったでしょう。だからこそ特別な作品だと言えます。 中盤からSM調教に変わり後半で浣腸されます。懐かしいコカコーラの瓶をアナルに入れて拡張してから浣腸注入、コカコーラの瓶をアナルに再度挿入して脱糞させるマニアックで変則的なプレイをしています。 |
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