時に同じくして、当時のエロ本で密かに確実に人気が高まっていたのがSMというジャンルです。
その人気に押される形で「シネマジック」を立ち上げる「吉村彰一」と「アートビデオ」を立ち上げる「峰一也」が生まれることになったのです。
「吉村彰一」が「シネマジック」の前身となる「スタジオ418」の社長をしていた時、カメラマンとして参加したのが「峰一也」という話は過去にもしています。
その後たもとを別れ、1983年に「アートビデオ」を設立した「峰一也」は、2017年に亡くなられるまで、精力的にAV制作を続けます。
「アートビデオ」は彼が亡くなった事で制作を止め、現在は活動を行っていません。
設立当初は、自主規制レーベルとしてエロ本での通販をメインに行なっていましたが、後にビデ倫に参入しレンタルビデオ流通が始まります。
その自主規制時代というのが1983年~1988年頃で、独特の非常に見にくい大きな丸い光度を変えるモザイクを中心に多重で使っていました。
当時のビデオカメラも20Kg以上と重く、操作や撮影に関しても褒められるものではありません。
しかし、現在でも当時を知る方は名男優として語る、サングラスの男「黒田透」とともに作り上げた初期作品は、ドラマ性が高く軒並み評価が高いのです。
その評価の高い理由のひとつに、非常に美しい緊縛手法があり「峰一也」の縛りで女優の魅力が増す緊縛美を見ることが出来ます。
緊縛を美しく撮影するという点では「シネマジック」以上と言って良いでしょう。
後に「黒田透」が家族バレ、AV出演を自粛するまでに作ったのが、アートビデオ初期作品と呼ばれている作品群なのです。
残念ながらその多くが廃盤となっていて、見ることは殆ど叶いません。
と言うのも、オリジナルテープは全て破棄しているとの事でリマスタリングが出来ず、当時販売されていたのと同等のアナログVHS画質となってしまうのです。
実際、この当時の作品は先ほど語った大きなモザイクもあり、現在の基準ではとても見にくいものです。
撮影技術やライディング、光量不足もあって分かりにくさも増しています。
それが顕著に出るのが浣腸や排泄シーンなのです。
カメラアングルがずれていたり、モザイクで周辺まで全く見えなかったり、暗すぎたりと散々です。
なので、浣腸脱糞を見るものとしての実用性は皆無と言ってよいでしょう。
それでも当時のSMの艶めかし美しい部分は強く感じ取れます。
なので、当時の資料として見ていただければと思います。
では第1弾5作品の紹介です。
80年代後半、当時のSM作品に複数出演していた女優です。 スタイルが良く、緊縛姿が非常に美しいです。 残念ながらラストの浣腸シーン、カメラがずれていて噴出が見えません。 1988年制作と、ある程度撮影していたはずなのに、浣腸作品としては残念な出来です。 しかし、美しい彼女とあって、作品の知名度や人気が高かったようです。 |
80年代中盤の女優で、他に「隷嬢」にも出演、こちらは説明に5リットル浣腸とありますが400ccの注入、パッケージの緊縛シーンもなく、排泄も映さず、騙されてしまった苦い思い出、それでも良ければという作品です。 そして紹介する本作1986年制作で、画質が悪く大きすぎるモザイクで彼女の体の輪郭も分からない事があります。 さらに浣腸のシチュエーションは最高なのに、何故かそのシーンだけ秒間フレームが低いのです。 しかもカメラがガクガク揺れて、脱糞噴出の後半が見にくいと、問題だらけになってます。 なのに、ねちっこい浣腸と彼女の喘ぎ声、長時間の我慢にドキドキと興奮させらてしまうのです。 |
最後のピンク映画女優と呼ばれる女優で、本作では「千草恵子」ですが「橋本杏子」の方が有名です。 幼い顔立ちと抜群のエロさで人気があり、多数の「ピンク映画」を残しているので興味があれば見てみるのも良いかもしれません。 そんな彼女の貴重な浣腸脱糞、しかも現在ではない石鹸浣腸での強制排泄となっています。噴き出すと泡がぶくぶくと湧き上がるのは1986年制作ならでは、非常にレアなものです。 さて、今作はどうもいくつかバージョン違いがあるようで、画質は悪いですが「こちらでモザイクのないバージョン」が楽しめます。 紹介するのは少し画質が良いですが、後からピンクのモジャモジャモザイクが再度かけ直されたもののようです。「アートビデオ」23作目、現代ではパッケージも無く、ほぼ幻の作品と言って良いものでしょう。 |
「アートビデオ」が出来た1983年に作られた黎明期の作品で、出演してるのは「田中ゆかり」というショートカットでスリムなお姉さん、今作以外に情報のない女優です。 この当時使っていたカメラは非常に黄色みが強いので、綺麗な肌色になるよう補正しています。これでかなり見やすくなっていると思います。 彼女は後半に後ろ手立位で緊縛され浣腸注入されます。非常に静かな女性で、声を立てず注入を受け入れるのが印象的です。そのまま尿便に噴き出すのですが、ウンチはありません。 それが今作の残念な部分ですが、これだけ古い作品が見られるのはレアで貴重です。リアルでありながらどこか幻想的で非日常的な緊縛をぜひご覧ください。 今作もパッケージが無く、彼女の顔がしっかり見られるのは本編での横顔だけとなっています。 |
彼女「北条久美子」は今作のみ確認できる女優ですが、どう考えても初めての撮影とは思えないエロい痴女、当時で言えば淫乱娘そのもの、日焼けした肌も非常にエロいです。 作中では濃すぎるメイクと髪型で場末のホステス感がありますが、くりっとくっきりした目を含め、現在のメイクと髪型なら美形なのが伺えます。 今作では美しくなるため病院を訪れ、快楽と浣腸による美容治療を受けることになります。大開脚で診察台に拘束されたらすべて受け入れるしかありません。 最初にイチ◯ク浣腸を何個も投入した浣腸液をチューブを使って注入されます。強い便意に悶え、逃れることの出来ない彼女は、尿便に脱糞することになるのです。 そして快楽の電気責め、熱ロウ責めを受けながら牛乳浣腸、彼女の体は変態的プレイを求めて虜になっていくのです。制作は1986年、彼女もエロく内容も充実している作品です。 |
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