その作品の中心となる人物が、初代「葵マリー」です。昭和の裏街道を走り続けた彼女の半生は波乱万丈そのものです。
少女雑誌のモデル、端役の映画女優を得て、70年代にソープランドの支配人となりますが倒産、その後赤坂でホステスをしつつ独立、バー、ナイトクラブのオーナーとなり、さらに芸能プロダクションを立ち上げの準備、その一環で1980年に「赤坂ブルーシャドー」を開業するのです。
その「赤坂ブルーシャドー」こそSM調教を主体としたクラブ、着実にSMショーを興行にする舞台を整えていったのです。
そして1983年SMビデオの販売を始めます。そして「V&Rプランニング」を立ち上げる「安達かおる」と引き合うことになり、同メーカー最初の作品となる「調教24時間・地獄編」を撮影します。
1986年に販売され、アンダーグラウンドでしか見られなかった本格的SM調教が、AVとして一般の目に触れる場所に出てきたのです。
それが今回紹介する「24時間調教」シリーズとなり、1987年までに8作品作られることになります。しかし、その中の1作品が配信、販売禁止となって、現在残るのは7作品です。
1988年に彼女は「公然わいせつ」の現行犯逮捕、あまりに露骨な露出調教、それまで捕まらなかったのが不思議なくらいのことをしていました。
おそらく、現在配信できない作品というのは、それ以上のものがあるのだと思います。全シリーズ通してヤバいのが、過激を超えて拷問や狂気でしかない調教内容です。
後半の作品は過酷過ぎて見ていませんが、壮絶とも言える調教の中に必ず含まれていたのが浣腸、しかしその浣腸が精神にも肉体にも一番優しいのではと思うほどのものがあります。
今回はそのあまりに常軌を逸した内容の調教作品を紹介します。大量浣腸、異物挿入、ウンチプレイ、岸壁浣腸、雪中浣腸、もちろん脱糞あり、80年代最も過激で異常なシリーズと言えるでしょう。
「V&Rプランニング」初期作品で、過激な調教シリーズとなる「調教24時間」の第1作です。出演しているのは女王様「春川かおり」調教を受けるのが「夢リンダ」と「中川あずさ」です。 今作で浣腸調教される女優は「中川あずさ」、当時の髪型とメイク、目を開いた顔を殆ど映さないので分からないですが、目鼻立ちの整った女性です。 シリーズの中、最も過酷で過激な調教、望んでいるのかいないのか、特にハードな浣腸プレイを受ける事になるのが「中川あずさ」なのです。 今作では、1リットル浣腸注入され、30個近いビー玉とプチトマト、さらに小さなバナナを次々アナルに挿入されます。この時点でかなりヤバいですが、排泄しないので、さらに1リットル以上浣腸注入されるのです。 注入中に腸内が限界を超えオマルに怒涛の排泄、オマルが溢れるほど噴き出します。ウンチこそないですが、過激な大量浣腸、彼女はこんな調教を日常的に受けていたのでしょう。 |
今作はウンチまみれになる濡糞プレイがある作品です。そのウンチまみれを見せるのが「夢リンダ」で、「春川かおり」の命令に従ってウンチを全身に塗り込みます。 怒涛のごとくイチ◯ク浣腸を次々注入され、オマルに脱糞排泄、ドロドロウンチを手にとって塗り込んでいく様は汚くもあり、ちょっとエロかったりもします。 彼女も調教を受けているようですが、彫りの深い顔や大きく厚い唇が強調されるメイクに内容を含め、好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。 後半でも「夢リンダ」がボートの上でカウントしながら19本、1900ccの大量浣腸、さらにウインナーを何本も挿入、湖に大量噴出するど変態調教があり、インパクトがある作品です。 しかも出しきれてないのでもう一度注入されて、噴き出す羽目になり、ずっと腹痛便意に苦しんでいます。 |
今作はハードなプレイは少なく、よりマニアックで変態的な調教となっています。出演は「中川あずさ」と「アンアン」という専属奴隷らしいです。 全編を通してハード過ぎる調教はないですが、ヤバすぎる街中調教散歩、バター犬プレイなど、現在だとあらゆる方向でご法度なシーンが多いです。 浣腸はぶどうジュース、プチトマト、バナナを挿入、バナナを排泄した後にぶどうジュースをふっ放します。1作目「残酷編」と比べると優しい内容、そこまで特筆する部分はありません。 それより、アナルにチューブを挿入して女王様「西白蘭」の尿を流し込むシーンのほうが変態的で興奮します。今作で一番のハイライトでしょう。 しかし、他の作品と比べハードではなく、メリハリが少ない印象を受ける内容です。 |
今作は宙吊り浣腸で顔面うん汁ウンチぶっかけという、ど変態プレイがあります。浣腸されるのが「中川あずさ」ウンチを浴びるのが初登場となる「北白川麻衣」です。 その「北白川麻衣」という女優はそこそこのルックスですが、とんでもなくハードな調教を受けているようで、衝撃的なのはムチ打ちです。 全身ミミズ腫れになるほど、一本鞭でしばかれ続け、それを見ている「中川あずさ」は完全に怯えきっています。これだけむち打ちされると熱が出てもおかしくありません。 宙吊りでの浣腸は過激で超ハードですが、今作の「中川あずさ」はあくまで「北白川麻衣」の引き立て役、彼女の出演は中盤までです。 そしてむち打ちの後の痛々しい「北白川麻衣」は浣腸され、バスタブに向けて噴き出しますが、それで満足しなかったのか、立て続けにイチ◯ク浣腸をぶち込んで、無理矢理にでも脱糞排泄させられます。 |
狂気がどんどん加速していく第5弾は出演者が増え、「夢リンダ」「石原ミカ」「中川あずさ」「三代目葵マリー」が海岸沿いの絶壁で浣腸調教を受けます。 落下すれば大怪我するような場所での全裸、誰が誰だか把握できませんが、岸壁で大量浣腸注入され、さらにニンジンでアナルをこねくり返され、我慢出来ず脱糞噴出しています。 さらにエスカレートし、お腹が膨れるほど浣腸された子が、ホースの伸びたペットボトルの中に脱糞噴出、別の女の子がそのペットボトルのウンチを浴びさせられます。 狂乱と言うより狂気、もはやSMとはなにかを問わなければならない状態です。だから興奮するというより、驚愕すると言ったほうが良いでしょう。 責め手も受け手も誰一人楽しんでいる子がいない、その状況を切り抜ける事で必死なのが伝わってきます。もはやエロじゃなく、サイコサスペンスです。 |
この先はさらに過酷との事で、私とは趣向が一切合わず見ていません。しかも「中川あずさ」とともに調教されるのは女装した男性です。 さらに調教される場所は雪の中、しかも全裸、雪の中に埋められてます。もうこの時点で虐待を超えて凍死してもおかしくない状況、滅茶苦茶です。 浣腸は雪を溶かして出来た冷え切っている水です。それを女装男と「中川あずさ」に注入、そんなものを入れたら低体温だけでなく、肛門や腸内が激痛痙攣、凍傷になったり、機能しなくなる可能性すらあります。 さらにプチトマトをいくつも挿入、相当ディルドで連結、我慢できずに噴出という流れのようですが、見て楽しめるものなのかは分かりません。 無理や無謀を押し通して一つ間違えば死ぬ、死んでも構わないと思うなら、もうSM調教の名を借りた虐待拷問、一方的な暴力でしかないのです。 |
同シリーズラスト、90年代に「三代目葵マリー」が新シリーズを始めますがそれはまた別物、80年代の狂気は今作で完結となります。 「夢リンダ」「山本ナナ」が出演しますが責め手は「ブラックサタン」という別の女王様、浣腸シーンもなくシリーズ終焉を感じさせます。 場所はまたも雪山、裸にされ絶叫が響き渡っていますが、もうこのシリーズは行き着くところまで行ききって、その後の祭りのような状態に見えます。 知識がないまま、思いつきで無理や無謀を押し通した結果、参加する女優もいなくなったのではないでしょうか? 最初から出演していた「中川あずさ」も行方知れず、精神、肉体的に大丈夫かすら分かりません。 その後の彼女がどうなったか全くわからないので、それだけが気がかりです。 |
接写になるほどカメラを動かさないようにして、引きになるほど動きをつける、映える撮影の鉄則です。
しかしこのシリーズでは真逆、接写になるほどカメラを動かすので見にくく、なにを見せたいのかが分からないのです。
引きで撮影すると今度はカメラが動かない、そうなると古いモザイクの加減もあってより判らないのです。
結果としてどんなハードプレイも内容が掴みにくいのです。
どんな内容も好き嫌いありますが、この当時の「安達かおる」は、カメラセンスが悪いです。
情報、資料敵価値を含めて紹介しましたが、その問題があっても良ければ、他にはないとんでもないプレイをお楽しみください。
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